ドストエフスキー著 “カラマーゾフの兄弟”
(画像はネットから拝借しました。)
やっぱり面白かった。
良かったなと思うところを挙げていくと、
いくつもあるので、ひとつだけ。
アリョーシャが言った言葉で、
「人間って、時によると、罪を好きになる瞬間があるものなんです」
背筋がゾクゾクっとしてしまいました、、、
亀山郁夫さん翻訳の“カラマーゾフの兄弟”
があることを知って、さっそく図書館で借りました。
(家の本棚にあるのは、米川和夫さん翻訳の“カラマーゾフの兄弟”)
訳者あとがきにおいて、
最後まで一気に読みきることのできる
“カラマーゾフの兄弟”の翻訳をめざした。
とあります。
(うん、読みやすくて私は好きです。)
それに至ったきっかけは、
亀山さんが初めてドストエフスキーの小説“罪と罰”
と接した時のことだということです。
“何よりも大きなとまどいを覚えたのが、
人名の複雑なしくみである。
(中略)
主人公ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフが、
さまざまな名前で出てくるのには面くらった。
ロジオンとロージャ、ロマーノヴィチとロマーヌィチ
その他もろもろの呼び方のちがいにとまどい、
最初の段階であやうく放棄しそうになった記憶もある。”
私も“罪と罰”を読んだとき、
この名前は誰だったけ?と思って、
本の最初にある名前紹介のページところと、
いま読んでいるページとをいったりきたりしました。笑
(。・ x ・。)ノ
亀山さんの本は何冊か読みましたが、すごく好きです。
(私には、ちょっと難しくて何回か読み直しても、
理解するところにまでは至ってない箇所もあるのですけど、、、)
(TДT|||)
亀山さんの翻訳で“罪と罰”が出てるみたいですねえ、
それも読んでみようかなぁ。( ^-^)/
今日もブログを読んでくれてありがとう。
PR