中村航さんの作品を読むと、
なんだか優しい気持ちになります。
そして、キラキラします。うふふふ。
“あなたがここにいて欲しい”
この本は一度図書館で借りて読みましたが、
手元に置いておきたいなと思って、本屋さんでGETしました。
物語もそうですが、
装丁がとても気に入ったのです。(=´ー`)ノ
また読み返してみましたが、
なんか良いですねぇ。
私の心に残った一節を抜き出してみます。
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大抵の思いや、大抵の言葉や、大抵の旋律は、忘れ去られてしまう。
思いは言葉になる前に、言葉は伝わる前に、旋律は口ずさまれる前に消える。
確かにあったものも、確かにあろうとしたものも、
捉えどころなくとどめられたものも、継がれることも接がれることもなく、
やがて等しく消えてしまう。
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“あなたがここにいて欲しい”
は、吉田くんと舞子さんのキラキラしたお話ですが、
ところどころで、
こうした一節が挿入されていると、
グッと私の心にくるのです。
今日もブログを読んでくれてありがとう。
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