ALD(副腎白質ジストロフィー)のこと、歌のことなど、GOHSUKE日々の雑記
新しいCD『withG』が出来上がりました。(=´ー`)ノ聴いてみてくださいね。
大江健三郎さん著作の『宙返り』を読みました。
私に、とても大きな影響をあたえてくれる本でした。 大江健三郎さんの本は、 すばらしいものだけれども、 内容のふくざつさや、読みとくのは難解だ、という点もあるとされています。 でもそれは、じっくりゆっくり読めるということだと思います。 それが私にはすっごく楽しく感じます。(*'-'*) ------------------------------------------------------------------------ 『宙返り(上)』 大江健三郎(著) 出版社/著者からの内容紹介 ノーベル賞から5年、大江健三郎、小説復帰の大作。 いったん「神」と信者たちをコケにした、棄教者のリーダーが戻ってきた。 脇腹に「聖痕」をきざんで。待ち受ける急進派は、 「悔い改め」を社会にもとめる構想をたもち、 祈り続けてきた女たちは、集団での昇天を意図する。 教会は、再建されうるのか? 「世紀末の闇の深さ、希求する若い魂の激しさ。 それをリアルに、明快に書くことをねがった」──作者 『宙返り(下)』大江健三郎(著) 出版社/著者からの内容紹介 大江健三郎は、沈黙して「新しい人」の思想を探ってきた。 棄教ののち、リーダーが「地獄降り」を共にした腹心はテロに倒れ、 教会の各セクトそれぞれの企ての進むなか、四国の森のなかに根拠地は作られた。 ……悲劇がすべて終った後、しかし、次のようにいう新しい世代は生き続ける。 ──(たとえ神なしでも)私たちの教会は、「魂のこと」をする場所です。 「ひとり少年時に聞いた「神」の声を追いもとめる若者も、 死の前に生きなおすことを企てる初老の男も、自分だと思う」──作者 ------------------------------------------------------------------------ この物語のひとつのトピックとして、 「原発の危険性」 について取りあげられています。 初めて大江さんの著作に触れたのは20歳くらいのころだったと思います。 いま思い返すと、 そのときから、大江さんの作品にどこか惹かれるところがあったのは、 このこともひとつの事柄でした。 今日もブログを読んでくれてありがとう。 4月15日のGOHSUKEライヴの詳細はこちらです。↓ http://gohsuke.blog.shinobi.jp/Entry/347/ PR |
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