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【 2024/05/19 19:03 】
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大江 健三郎さんの著作、
『「新しい人」の方へ』を読み終えました。

2011110701.jpg

どの項目も勉強になりましたが、
とくに興味深く感じた箇所は、
「本をゆっくり読む法」というところです。

そのメッセージをこの本から引用します。

《「速読術」とか「速く読む法」とかいう本の広告を、見たことがあるでしょう?
そうした本が、若い人にとって、とくに子供にとって、良い本であるはずがない、
と私はいつも思います。
 こういう本は、子供のころから若い時にかけて、本を読む習慣をつけなかった人が、
なにかの理由で本を読まなくてはならなくなり、手を出す本じゃないでしょうか?
 大人になるまであまり本を読まなかった人が、そのような自分を作りかえようとつとめて、
よく本を読む人になることはあります。しかし、そういう人こそ、
「速読術」というような本で覚えた技術で、ある期間に沢山の本を読むのじゃなく、
ゆっくり確実に読んで、それからの生涯を、本当に本を読む人としてすごすのがいいはず、
と私はおもいます。》


大江さんは、本はゆっくり読んだ方がいいと考えているのですね。
うんうん。
なんだかホッとしたような感覚です。(=´ー`)ノ
-「確実に」というのがすごく大事ですが!-

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『「新しい人」の方へ』
大江 健三郎 著

内容(「MARC」データベースより)
「ウソをつかない力」をきたえて「意地悪のエネルギー」と戦う。
子供にも大人にも作れる人生の習慣。ノーベル賞作家の役に立つ贈り物。
『週刊朝日』連載をまとめて単行本化。「「自分の木」の下で」第2弾。
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でも、でも、でも、「本を速く読めたらいいのになぁ、、、」と、
いまでもちょっと思うなぁ、あはは。。。

今日もブログを読んでくれてありがとう。
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【 2011/11/07 12:46 】
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わぉー、この本とっても好きです。
♪(*'-^)-☆

2011102801.jpg

すごくよかった。

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ペンギン・ハイウェイ
森見 登美彦 (著)

内容(「BOOK」データベースより)

小学4年生のぼくが住む郊外の街に突然ペンギンたちが現れた。
この事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、
その謎の研究を始めるが―。
冒険と驚きに満ちた長編小説。
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読んでいるうちに、
「アリス」のものがたりが頭のなかにボワワーンと浮かんできて、
なんだかワクワクしました。(v^-^v)♪

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【 2011/10/28 09:29 】
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朝吹 真理子さん著作の『きことわ』を読む機会があり、
先日、読み終えました。

2011101701.jpg

しずかだけれど、淋しいというのじゃなくて、
おちついたなかにも、躍動がある。
そんなふうに感じた作品でした。

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内容(「BOOK」データベースより)

永遠子は夢をみる。貴子は夢をみない。
葉山の高台にある別荘で、幼い日をともに過ごした貴子と永遠子。
ある夏、突然断ち切られたふたりの親密な時間が、25年後、別荘の解体を前にして、
ふたたび流れはじめる―。第144回芥川賞受賞。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

朝吹 真理子
1984年、東京生まれ。慶應義塾大学前期博士課程在籍(近世歌舞伎)。
2009年、「流跡」でデビュー。
2010年、同作で堀江敏幸氏選考によるドゥマゴ文学賞を最年少受賞。
2011年「きことわ」で第144回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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私は好きです。 (o'‐' o)

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【 2011/10/17 15:14 】
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森見 登美彦さんの著作『恋文の技術』読了。

2011101001.jpg

なはははー、これはとってもおもしろい。
愉快です。(^▽^喜)

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恋文の技術
森見 登美彦 (著)

内容(「BOOK」データベースより)

京都の大学院から、遠く離れた実験所に飛ばされた男が一人。
無聊を慰めるべく、文通修業と称して京都に住むかつての仲間たちに手紙を書きまくる。
文中で友人の恋の相談に乗り、妹に説教を垂れるが、
本当に想いを届けたい相手への手紙は、いつまでも書けずにいるのだった。
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おほほほ、傑作。

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【 2011/10/10 20:41 】
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本棚の一番手前の列に置いて、
すぐに取りだせ、いつもそばにあるようにしている本があります。

『ただ、キミがいるだけで‥…。』

2011091101.jpg

この本は、私にとって、
とても大切な友人が、プレゼントをしてくれたものです。
すごく嬉しかったなぁ。
メッセージがこころに沁みこんでいき、
自分の気持ちとぴったり重なり合いました(*´∇`*)

あっ、
そういえば、「贈ってくれてありがとう」と電話をしたとき、

「このものがたりのつるつる頭の主人公と、ゴースケって、なんだか似ているね!!(見た目が)」

と、言っていたことを思いだします。
なははははε=ε=ε=(〃'ω')=

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『ただ、キミがいるだけで‥…。』長谷川 聡子 著

内容(「BOOK」データベースより)
ボクのことを想ってくれる人がいるから、
守りたいと思うものがあるから、みんなつよくなれるんだ。
『ボクのはやさ』『信じること』『今のボク』『つよいもの』『大切なコト』
Satoからの5つのメッセージ。
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いま、もう一度読み返してみました、
本当に大事なステキなメッセージたちです。
(*'-'*)

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【 2011/09/11 11:39 】
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母が借りてきていた本を、私も読ませてもらいました。
『まんがとカメラで歩く奥の細道〈1〉〈2〉〈3〉』

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「おくのほそ道」は、
俳人の松尾芭蕉が弟子の河合曾良を伴って、
江戸から大垣まで旅をした紀行文集です。

この本はいいですねぇヾ(@~▽~@)ノ
「おくのほそ道」には以前から興味があったけれど、
原文で読むのはちょっと骨が折れるなぁと、思っていたのです。
ここには原文と一緒に、訳、まんが、写真が、
沢山載っていて、すごくわかりやすい。

そうそう、
このあいだ世界遺産に登録された平泉にも、
芭蕉さんは訪れていました(*'▽'*)

「夏草や 兵(つはもの)どもが 夢のあと」
「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」
「五月雨を あつめて早し 最上川(もがみがわ)」

の句などは、
聞いたことがあって頭の片隅にありました。

この他にもいろいろな句があり、
読んでみて、とても勉強になったなぁと思います。
(しかし、、、この日記を書いている時点で、
ほとんど忘れてますが、、、(((ノ ̄Д ̄)ノ)

でも、
一番心に残ったし、一番好きだなぁと感じた句は、

「あかあかと 日は難面(つれなく)も 秋の風」

です。
(これは金沢を後にしつつ、旅の途中で詠んだ句だそうです)

今日もブログを読んでくれてありがとう。
【 2011/09/07 12:28 】
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大野更紗さんの著作、
『困ってるひと』を読み終えました。

2011081201.jpg

きっかけは、
ヤギちゃん-5*SEASONさん-に、
「タコちゃん-私のことです-は、大野更紗さんって知ってる?」
とメールをもらったことでした。

その時は大野更紗さんのことを知らなかったのですが、
それ以来、ときどきブログを読むようになり、
この間、『困ってるひと』
が本になったのでGETしました。

とても軽妙で明るい文章だけれど、
実際はすごく深刻だということが伝わってきます。
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そういえば、
読んでいて、
「身体障害者手帳」や「医療券」などの手続きはなかなか大変だったなぁ。。。
とか、
私も「ALD」だと病名がつく前は、
筋電図や神経伝導検査をしたなぁ、、、
「マルク(骨髄穿刺)」はしたことが無いけれど、
それと類似している(?)「ルンバール(腰椎穿刺)」という検査をしたなぁ。。。
なんてことを、
思い出しました。

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大野更紗 (おおの さらさ)
作家&大学院生
●ビルマ(ミャンマー)のことをやってたものの、
2008年から自己免疫疾患系の難病にかかり闘病中。
皮膚筋炎、筋膜炎脂肪織炎症候群。
シェーグレン、 SLE的病態もあり。絶賛生存中。
(大野さんのサイトより抜粋)

『困ってるひと』
内容(「BOOK」データベースより)
ある日、原因不明の難病を発症した、大学院生女子の、冒険、恋、闘い―。
知性とユーモアがほとばしる、命がけエッセイ。
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「絶望は、しない」

2011081202.jpg

すっごく偉大な信念だ!!
と感じます。

今日もブログを読んでくれてありがとう。

【 2011/08/12 17:46 】
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